コラム

イラスト:鈴木ハルナ


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Home 民間の保険 日本の保険は安心か?

PostHeaderIcon 日本の保険は信用できるか?


日本の保険はとにかく高い。
 

日本は生命保険の売り上げが年間40兆円超という世界第2位の保険大国です。人口比では一番。
そして保険料が高いのも世界一です。生命保険の場合、30歳で死亡時1千万円、
10年定期保険(掛け捨て保険)の場合、月々の保険料がアメリカでは平均700円、
イギリスでは平均900円なのに日本ではなんと平均で2500円です。※アメリカ、イギリスは非喫煙の場合。
日本は非喫煙と喫煙の区別がない(毎日新聞2001.8.15)
なんでこんなに高いのか?最大の理由は付加保険料(手数料)つまり日本の保険会社のもうけの多さです。
日本の保険会社のほとんどは、この付加保険料を明らかにしていませんが、私たちの払う保険料の
約25%~40%が付加保険料と言われています。そもそも保険は相互扶助のシステムです。
1万人の人が1000円づつ持ち寄って困っている人に1000万円をあげるのです。
なのにその手数料が平均30%というのは納得できません。このお金は、駅前の一等地の大きなビルや
テレビのコマーシャル、サービスレディの人件費、代理店のの報酬に使われているのです。
残念ながら、営利を目的としないという共済も、事情は保険会社とあまりかわりません。
COOP共済では、付加保険料に当たる事業経費が、集めた共済掛け金に対して30.1%(2008年度の決算報告)
でした。日本の消費者はよほど人がいいのか、言われるままにお金を払らい続けています。

もう一点見過ごしにできないのは、2005年大問題になった「不払い問題」。保険の支払いは請求主義です。
事故にあったら、保険会社に連絡して、規定の用紙を送ってもらい記入し、診断書を添えて提出します。
今時、保険会社はすべて顧客管理はコンピュータ管理しています。請求がもし漏れていても診断書を打ち込めばその人のもらえる保険料はすぐにわかるはず。それを「請求がない」という理由で支払わないのは、
できるだけ保険料を支払いたくないという保険会社(かんぽ生命含む)の悪意の現われです。

このようにコマーシャルのほのぼのしたイメージと裏腹に、日本の保険会社は信用できないのですが、
最初に書いた通り、どうしても保険でしか避けられないリスクがあります
では保険会社の現状をふまえ、かしこく保険を選ぶのはどうしたらいいでしょうか?