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Home 相談員のコラム 相談員コラム…事実婚は損か得か③

PostHeaderIcon 相談員コラム…事実婚は損か得か③


〈事実婚のメリット〉

●対等な関係に近づく
 法律婚で相手の姓になると否応なく「家」がのしかかってくる。もちろん戦後の民法改正で家制度がなくなり、姓は家ではなく個人の呼称となった。また最近は結婚難なのであまり全面には出てこないが、それでも相手やその親から、嫁や婿という家に従属した役割を多かれ少なかれ期待される。     
 わたしは、形の上でも従属したりされたりする関係より、自由にものが言える対等な人間関係がいいと思った。その点、事実婚は互いの戸籍は独立し、一方が相手の家に入る形にはならないので、精神的に独立した対等な関係をつくりやすい。ただ「つくりやすい」だけで、事実婚を選択すれば、そのまま対等な関係になれるほど人間関係はめでたくない。互いに経済的、生活的、精神的に完璧に自立している者どうしならいざ知らず、大抵は共稼ぎであっても給与の多寡があるし、生活能力だって差がある。まして商売がうまくいかなかったり、リストラにあったり、病気やけがに合ったりするかも知れない。そんなデコボコのときでも、相手を認め、助けあえる対等な関係は、互いに意識して作り上げていくしかない。事実婚の選択はその入り口だと思う。

●親や親戚にふりまわされない
 事実婚は親や親戚など回りから反対されることが多いが、逆に回りからの期待値はすごく低い。当然のことだが嫁や婿ではなく、息子の妻、娘の夫という立場になる。おかげで相手の親戚つきあいも、あまり深入りせず距離をもってつきあえるのでストレスにならない。また同じ事をしても、期待値が低かった分、喜ばれることが多いように思う。事実婚は親の希望に添いたい、親族の中で認められたいという強い欲求がある人には無理だが、建前や儀礼のつきあいがわずらわしいと言う方にはお勧めだ。

●改名の煩わしさがない
 姓を変えるとなると、その事務作業は大変な仕事となる。年金、健康保険、運転免許、パスポート、資格、各銀行口座の名義、カード類や携帯電話、自動車保険などの契約変更など、自分の今までの名前を記した書類すべてを変更しなくてはならない。
 また、仕事上のキャリアを積んだ場合も、職場内の顔の見える範囲には知らせても、いちいち「結婚しましたので改名します」と言い歩く訳にもいかず、デメリットが多い。もちろん通称で通す事もできるが、いまだに通称を認めない職場もあるし、本名との整合性が面倒なようだ。
 子供のときから使っている自分の名前というのはアイデンティティの一部であり、特に学生や大人になってから姓で呼ばれる事が多いので改名がイヤという人は多い。もちろん自分の姓がきらいで、たまたま相手がすてきな姓で、改名がうれしいという方もいるので一概にはいえないが、改名は望んでするもので強要されるものではない。事実婚はそうした煩わしさは一切ない。

 以上が私の考える事実婚のメリットだ。つまり2人の関係が「楽」で「煩わしさが少ない」ということだ。もちろん事実婚には一方的な保護や庇護は期待できないので、厳しい局面もあるが、相手に期待しないのでケンカは少ないようだ。

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