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Home 相談員のコラム 相談員コラム…フザケルナ!「ぼけ封じ」

PostHeaderIcon 相談員コラム…フザケルナ!「ぼけ封じ」


 正月早々、むちゃくちゃ腹の立ったことがあった。

 年末に帰省した。年明け早々、親が実家の檀家寺(曹洞宗)に年始に行きたいと言うので、車で連れて行った。親が新年のあいさつをする間、暇なのでお寺を散策していると、けばけばしいのぼりが寒空にはためいている。何かと思ってみると「ぼけ封じ」と大きく書いてある。

 最初は何のことか分からなかったが、ムラムラと怒りがこみ上げて来た。年寄りを馬鹿にするにも程がある。認知症になりたくてなる人はいない。認知症は誰にでも起こる症状なのに、まるで心がけの問題とでも言うのか。もし、認知症になった人やその家族がこののぼりを見たらどんな思いをするだろう。

 もちろん、そののぼりの下にはお賽銭箱がある。その横には真新しい「水子地蔵」、もちろんお賽銭箱付き。堕胎にせよ死産にせよ、子どもを失った女の人は精神的に多かれ少なかれ傷を負う。認知症にせよ子どもを失ったことにせよ、人のセンシティブな弱みにつけ込んだ「企画屋」が売り込んだのだろう。「導入費に石像など○○万円かかっても、年間○○万円のお賽銭が見込めるから数年で元が取れますよ。のぼりはオマケにつけます。」という売り込みと共に。

 江戸時代に宗門改め(キリスト教弾圧)と寺請けによって出来た檀家制度という既得権で生き延びた寺の堕落を見た思いだ。人の痛みが推しはかれない宗教者に人の救済なんかできない。お寺さんのメインターゲットはお年寄りなのだから、住職になる人は本山の修行も大事だが、介護施設のボランティアでもして、もう少し年寄りの現実を知ったほうがいい。そうすれば、業者の持ち込んだ染め抜きのけばけばしい品のない「ボケ封じ」ののぼりを玄関先に並べるなんて鈍感なことは出来ないと思う。 

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