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Home 相談員のコラム 相談員コラム…プラス五万円の老後②

PostHeaderIcon 相談員コラム…プラス五万円の老後②


●お金に働いてもらう-1

 前回は「老後の生活に月々5万円の定期収入があればいいな」という話だった。
 始めに「手持ちのお金を使って毎月5万円入る仕組み」を考えてみよう。お金に働いてもらうには大きく分けて「年金保険」と「投資」がある。まずは誰でも思いつく民間の個人年金保険だ。

〈個人年金保険〉

 民間の個人年金保険には大きく分けて2つのタイプがある。確定年金と終身年金だ。確定年金というのは積立てしたり、一時払いした原資を5年とか10年とかの期間で年金として受け取る。公的年金を受け取るまでのつなぎ資金としての活用が多い。一時、銀行が売りまくった「変額個人年金保険」というのもこのタイプだ。これは期間が終わればなくなるので「ずっと月々5万円の定期収入」にはならない。

 一方、終身保険は終身と言うくらいだから死ぬまで年金が受け取れる。終身年金保険というと若い頃からコツコツ積立てるイメージが強いが、加入できる年齢が意外にも高い(かんぽ生命の終身年金保険は20~75歳)。もちろん高齢で加入する場合、積立はできないので一時払いだ。しかも保証期間といって万が一死んでも遺族がもらえる期間が通常15年あるのだが、高齢になってから加入すると10年となる。当然、払い込んだ元本より少ない金額になる。

 1月、かんぽ生命のシミュレーションで計算したら、60歳加入で年金額54万円(月額で4.5万円)の場合、一時払いが750万円ほどだった。これだったら「ほぼプラス月5万円の老後」だ。ところが先日、数字をもう一度きちんと試算しようとかんぽ生命のHPに行ってみたら、終身年金保険の商品がすべてない!びっくりして、コールセンター電話したら「2月から終身年金保険の販売を自粛しています」というではないか。理由を聞くと「早くなくなった場合の戻るお金が少ないというクレームが多い」からだそうだ。

 もともと長寿リスクを早死の人と長寿の人でバランスをとる保険なのだから、戻りのお金が少ないというのは当たらないが、加入時点できちんと理解してもらえなかったのだろう。とはいえ郵便局の終身年金保険といえば、大昔からあったみんな知ってる看板商品である。それが突然消えたのである。他の保険会社でも今や一時払いの終身保険はほとんど扱っていない。たぶん高齢化の大波と、長寿のせいで支払が増え保険会社にとってうま味がなくなったのだろう。
 
ただし、コールセンターの人に「自粛は中止ですか」と食い下がると「いえHPからは削除しましたが、窓口にお問合せください。」とのことだ。基本的にはもう勧めない商品なので、いい顔はされないが、関心があるならすぐに行ったほうがいい。

 それにしても、民間の終身年金保険がひっそりと無くなるくらい日本の高齢化は進んでいるんだということに今さらながら愕然とした。
 次回は「投資」で人気の「毎月分配型投信」を取り上げる。

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