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Home 相談員のコラム 相談員コラム…ああ年金① ―― 若い人を追いつめるな!

PostHeaderIcon 相談員コラム…ああ年金① ―― 若い人を追いつめるな!


 10月11日、厚生労働省の社会保障審議会年金部会において、年金財政を安定化させるため、厚生年金の支給開始年齢を3年に1歳ずつ段階的に引き上げ、65歳にする現行の方式について「①2年に1歳ずつに引き上げを速める。②支給開始を68歳とする。③2年に1歳ずつ引き上げ、支給開始を68歳にする。」の3案が提示された。役所としては、欧米各国にならいそっとアドバルーンを上げたつもりなのだろうが、猛反発を受け「まだ審議が始まったところで、決まったわけではありません。」と必死に沈静化につとめている。

 日頃、政治に関心はなくても〝年金〟という言葉にはビビットに反応する人が多いので、簡単に選挙の洗礼を乗り越えられるとは思えないが、ほうっておいて年金の財政問題は解決するわけではないし、何か手を打たないとならない。しかし、今回の提案はいただけない。一番良くないところは「高齢者に長く働いてもらう」ことで解決しようというその方法論だ。年金問題を「お金が足りないなら、支払いを延ばそう。」と小手先でいじるととんでもない事態になる。

 今回の提案は、私たちのような50歳台の人はもうすぐゴールという時に、いきなりゴールを2周延ばされたみたいな感じで「どうなるの? 私たちの老後」という感じでヘナヘナとなりそうだ。しかし、本当の問題は高齢者が労働市場に居座ることで、若い人が弾き出されることだ。今だって、グローバル化やIT化で職場が減り、正規の雇用は狭き門だ。これ以上、社会を支える若者を追い詰めてどうする! 

 くしくも昨日〝格差〟をテーマに若者のデモが世界中で行なわれた。今は富裕層と貧困層という切り口の〝格差〟だが、どの国でも、その根底には世代間の〝格差〟が確かにある。20歳台の失業率が30%、40%となり、職場の半分が50~60歳台という社会はどう見ても病んでいる。デモが暴動になるのも時間の問題かも知れない。その時、〝既得権を握りしめたまま若者批判をする側〟には立ちたくない。

 では、どうするか? 次回考えてみたい。

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