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Home 相談員のコラム 相談員コラム…イブの悲惨な予算案

PostHeaderIcon 相談員コラム…イブの悲惨な予算案


 クリスマスイブの24日に2012年度の政府予算案が決まった。一般会計の総額90.3兆円、東日本大震災の復興費や年金の国の負担分を一般会計から切り離すことで、見かけ上の予算規模は6年ぶりに減ったが、実質的な歳出総額は96兆円と過去最大になった。しかも借金が占める割合が49%と過去最悪だ。税収が42.3兆円に対し、新しく発行する国債(国の借金)は44.2兆円。とうとう2012年末で国債残高が1000兆円を越すという。

  収入より借金が多いなんて、常識的に考えて、もはや破綻している。国だから大丈夫とか、兆という単位は大きすぎてピンと来ないなんて言って居る場合ではない。月給20万円の家庭が20万円の借金をして40万円の暮らしをするのと同じだ。普通こんな家に銀行はお金を貸してくれないので、お母さんもパートにいって収入を増やすか、支出を減らさなければ、即破産だ。

 どうしてこんな破綻財政が何年も平然とまかり通るかといえば、それは国債(国の借金)が売れているからだ。10年物の長期国債で金利が1%前後という低金利、しかも国債の格付けはダブルAマイナスという低評価なのに売れている。日本の個人金融資産は1400兆円あるが、みんなリスクが大嫌いなので、ほとんどが預貯金だ。こうした預けられたお金は本来、企業の設備投資等に回るのだが、不景気で借り手がなくだぶついている。仕方ないので、銀行は1%の金利でも国債を買うというわけだ。どうせ銀行は預金者には0.2%なんてタダみたいな金利しか支払わないので損はない。日本の国債は国内で買われるので、ギリシャやイタリアみたいにならないという楽観的論調もある。

 しかし、呑気なことは言ってられない。前述したように日本の個人金融資産は1400兆円だが、住宅ローンなど個人負債は400兆円なので、差し引き1000兆円が実態なのだ。この数字、来年末の国債残高と同じだ。間接的に国債を買ってくれる個人の懐もとうとう底をつく。そうなると新規国債はもはや国内で引き受け手がいなくなる。海外で売るには金利を上げざるを得ない。国債の金利が数%上がっただけで、やっとかき集めた国民の税金は湯水のごとく国債の金利に消えていく。そんな恐ろしい時代がそこまできているのかもしれない。

 そこまでに遅々とした歩みだが、何らかの手は打つだろう。しかし、もはや既得権を前提として税金を使いまくる現状は続かない。国債の金利上昇とそれが引き金となるインフレはいつか起こる。それは数ヶ月後かもしれないし、数年後かもしれないが、必ず来ると思って覚悟しておこう。その時の為に今どうするかは、もちろん相談にはのるが最終的には、ミタさんではないが、それはあなたの決めることです。

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