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Home 相談員のコラム 相談員コラム…老後の住まい① 理想の住まい─序章

PostHeaderIcon 相談員コラム…老後の住まい① 理想の住まい─序章

 

  前にも書いたが、このコラムへ来てくださる方の検索ワードの一番は、ダントツで「老後の住まい」。老後の住まいというと、老人ホームなど介護が必要になってからの施設というイメージが強いが、私が取り上げたいのは介護を必要としない自立期(前期老後)とも言うべき60歳~85歳ぐらいまでの住まいのあり方だ。持病はあっても結構元気なこの長い時間を、どこで誰と住むかは人生の大問題。自分自身の問題でもあり、整理しながらじっくり書きたいので、しばらくお付き合い願いたい。

 まずは漠然としたイメージでいいが、「老後の住まい」と聞いてどんな気持ちになるか思い描いていただきたい。最近、NHKや新聞が書き立てる“孤独死”“孤族”という言い方からして、孤独で貧乏で寂しい独居という暗い思いを浮かべる人が多いかも知れない。でも、私は誰にも看取られない死に方がそんなに恥ずべき問題であるとは思わないし、もっと言えば孤独自体に良い悪いも無いと思っている。また“孤独な老後”の逆の4世代同居などのにぎやかな大家族生活が特別素晴らしいとも思えない。“しがらみ”と“自由”はいつだって相反関係だし、老後だけでなくいつだって“自由”と“孤立”は近しい。

 老後というのは昔で言えば“隠居”の事だ。子育てや仕事の責任を終えて身軽になり、母屋から隠居所に移り、何をしてもいい気軽な立場で居られる。伊能忠敬だって、49歳で家業を息子に譲って隠居してから測量という大事業を成し遂げた。別に世の中の為の大事業でなくても、やりたい事がある人には黄金期だ。しかし、凡人は家族や仕事のしがらみが無くなり、何をしてもいい膨大な時間と、どこに住んでもいい自由が目の前に突然現われると、持て余して困ってしまう。
 
“しがらみ”の中で役割の生活が習い性になると、いきなり白紙の紙に「好きに書いていいよ」と渡されても何を書いたら良いか分からない。こうなると老後の膨大な時間と自由は苦痛でしかない。いまさら家族にすがりついたり、仕事にしがみついたり、という見苦しいことにもなりかねない。「趣味」「生き甲斐」「仲間」「地域貢献」、本やセミナーで勧められても、本人が本当に好きで楽しくなくては続かない。老後を気楽で楽しく過ごすのは結構、難しいのだ。

 まずは60歳代という気力と体力がある内に、いったい自分は何がしたかったのか? どんな生活がしたかったのか? を思い出そう。その上で老後の暮らしはどこで誰と暮らすかという土台を、一度白紙に戻してから考え直した方が良い。自己実現の最後の機会と考えれば、そのステージとも言える“老後の住まい”を思い浮かべるのも楽しくなる。後は今の自分の状況(家族やお金)とのすり合わせだ。

 私にはぼんやりとだが、こんな所に一度住んでみたいという住まいがある。ちょっと照れくさいが、それを紹介しつつ、“どこに”“だれと”という切り口でいろんな老後の住まいを考えていきたい。 

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