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Home 相談員のコラム 相談員コラム…ノンアルコールビールの隆盛

PostHeaderIcon 相談員コラム…ノンアルコールビールの隆盛


 20年ほど前、妊娠が分かったとき、高揚感がおさまるとふと不安になる事が2つあった。1つは睡眠時間を削れるかと言うこと。私は今でも睡眠時間8時間以上が大好き人間だ。子育ての寝不足でやっていけるだろうかと考えた。もうひとつはお酒を止められるだろうかという不安だった。独身の頃、仕事の後には毎日のようにいろんな人とのんでいたので、お酒のない生活は考えられなかった。

 まじめな人が聞いたら「そんな不真面目な気持ちで子育てできますか!」としかられそうだ。でもその頃の私(37歳)は、それまでの生活を一変させるのに躊躇や不安だらけだった。若くたって、人間は自分の生活には保守的だったりする。

 結論を言うと、良くしたもので2つとも無事クリアした。生んだ息子は最初の3ヶ月ほどは夜泣きもしたが、私のDNAのせいかよく寝る子でそれ以降は朝まで一緒にグーグー。お酒に関してもつわりがひどくなり、お酒どころではなくなった。それでも暑いときのビールは忘れられず、必死で代替品を探しまわった。

 その頃でも、国産のビールメーカーの1つがノンアルコールビールを出していたが、香料で加工したもので、色だけビールという代物でまずくて飲めたものではなかった。やっと探したのが、オーストラリアのノンアルコールビールで、箱買いして冷やして飲んだ。妊娠期、授乳期にわたり数年飲んだけど、本当に助かった。これがノンアルコールビールとの最初の出会いだ。

 この2~3年、酒気帯び運転の厳罰化で国産のノンアルコールビールが次々出されている。私みたいな酒飲みからすると、同じ値段なら絶対ビールなので手を出す機会はなかった。だが、ノンアルコールビールが必要な人もいる。妊婦さん、運転する人、下戸の人、病気の人。そんな中、私たち夫婦は高血圧気味で、医者から休肝日を進められている。別に大酒を毎日飲んでいるわけではないが、夕食時まずビールで「プハー」の習慣をどうするか。お茶では「プハー」はできない。

 そうして20年ぶりにノンアルコールビールを買った。2009年のキリンのキリンフリーを皮切りに各メーカーがこぞって売り出し、今やノンアルコールビールは第三のビールやカクテルの様に1つの棚にいっぱい並んでいる。いろいろ買って試して、今はサントリーのオールフリーを飲んでいる。昔の国産ノンアルコールビールとは大違いで、味もかなり改良された。昔より軽いビールが好きになったせいもあるが、これならじゅうぶん「プハー」ができる。

 かくして週に一度はノンアルコールビールで休肝日としている。妊娠時と違ってこれはこの後死ぬまで続きそうだ。日本中の酒飲みが週に一度、休肝日にノンアルコールビールを飲んだらすごい需要だ。メーカーにとってもアルコール0%なので酒税もかからず、利益率の高い魅力ある商品だ。

 
たしかに成熟社会と言われ、新しい商品は生まれにくいが、ノンアルコールビールみたいな新しい顧客や需要を掘り起こす商品がもっと生活の中にころがっているような気がする。

 

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