イラスト:鈴木ハルナ


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Home 相談員のコラム 相談員コラム…猫と暮らす①

PostHeaderIcon 相談員コラム…猫と暮らす①


 家にはノンとクリという猫が居る。ノンが家にきてちょうど10年経つ。その頃、横浜のみなとみらいにある会社に通っていて、いつもの帰り道、東横線桜木町向かっていると(まだみなとみらい線は未開通)、広場で捨て猫たちの里親を見つける譲渡会が開かれていた。捨て猫(そのままならのたれ死か殺処分)を避妊手術し、ワクチンを打って、トイレのしつけまでして、もらい手を探す無償の活動だ。ゲージに入った猫たちをだっこさせて貰い、チラシを貰って帰宅した。


 ちょうどペット可のマンションに引っ越したばかりで「いつか飼いたいね。」と息子や夫と言っていた。私は「動物の赤ん坊を売買する」というのに抵抗感があり、でもいざ捨て猫というのは探すと意外と見つからない。というので家族でチラシを穴が開くほど見て、早速、次の日曜日みんなで譲渡会を開催していた横浜の「猫のお宿」へ行った。そこで譲り受けたのが「ノン」である。二年後、同じ所から「クリ」を迎えた。ちゃんと育てられるか審査はあるが、猫さんは無料である。医療費分とカンパで数万円置いてきたが、これは猫の代金ではなく、実費と活動への感謝のお金である。

 猫との暮らしはいろんな人が熱く語っているが、私が思うに「隙間をうめる」ことにある。空間的には座布団、たたんだ布団、出窓の隙間、階段のスミ、机の下、プリンター、冷蔵庫の上、箱の中、ちょっとした隙間に入り込み風景をなごませる。また、心の隙間も埋める。一人暮らしの絶対的孤独、家族間の緊張、そうした気持ちの隙間にするっと入り、すっぽりおさまり安らげてくれる。

 猫は勝手者なので、呼んでも来ないし、芸をするわけでもなく、最近はネズミもとらないし(子供の頃、持ってこられて困ったが)、何かの役に立つ訳ではない。でも部屋の隅で、のんびり寝ていてくれるだけで、勝手な思い込みかもしれないが、人のピリピリやギスギスやヒリヒリを解消してくれる。猫が生理的に嫌いと言う人には勧められないが、潜在的猫好きだったら猫と暮らすことで孤独や不安などメンタル面でいろんないい効果があると思う。

 ただし、猫を飼うにもハードルがある。まず、猫と暮らせる住居が必要だし、えさ代や医療費がかかる。これもピンキリで、ノンが食べるのは、特売の「ねこ元気」という名の商品で2Kg498円。クリは尿路結石が出来やすいので獣医さんの所で「pHコントロール」という治療用の餌を買う。2kgで4,310円。トイレ用の砂は月に3袋ほどで、一袋500円也。他に年一回の健康診断とワクチンで一匹あたり1万円ほどかかる。洋服を着せたり、おもちゃを与えたりする趣味はないので、この程度で済んでいる。一匹の命を最後まで面倒見るというのはお金の問題も含め、それなりの責任があるということだ。でも、乗り越えられないハードルではない。

 次回は「いつか猫と暮らしたい」と思っている人に、先日の朝日新聞(2012.7.7)に載っていた「ネコは現代人を救う?」という記事のネコマンションを紹介しつつ、これからの猫との暮らしを考えてみたい。


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