イラスト:鈴木ハルナ


オンリーワン同好会

相談員長野が運営委員として参加するオンリーワン同好会(ボードゲーム、ソリティア)です。 よかったらのぞいてください。

Amazon販売サイト

Amazonでボードゲーム“ソリティア”を販売しています。

YAHOO! ショッピング シグネット制作部

YAHOO! ショッピングでボードゲーム“ソリティア”を販売しています。

老後の住まい

画像をクリックするとアマゾンの紹介ページへ飛びます。

中高年のダイエット

画像をクリックするとアマゾンの紹介ページへ飛びます。


Home 相談員のコラム 相談員コラム…猫と暮らす②

PostHeaderIcon 相談員コラム…猫と暮らす②


 猫を飼いたいけどあきらめるという人は多い。「賃貸でペット禁止」「引っ越しが多い」「家族が反対する」「猫アレルギー」「飼った事がないので育てる自信がない」「一人暮らしなので日中居なくてかわいそう」「高齢で最後まで面倒を見きれない」など。
 猫と暮らすのにもいろんな障害がある。どうしても乗り越えられない壁は「猫アレルギー」かな。猫を飼うこと自体はそんなに難しく考えることはない。

 もともと猫はきれい好きなので、トイレもすぐ覚えるし、避妊・去勢手術すれば発情期のトラブルも少ない。室内飼いで散歩は必要ないし、犬のように密な主従関係ではないので、飼い主なんかただの同居人、居て良し居なくて良しだ。日中一匹でもぜんぜん平気だ。基本の世話は餌とトイレのお掃除のみ。個体差があるので手がかかる猫も居るようだが、思ったより手がかからないというのが実感だ。

 一番のネックは住宅。賃貸はペット不可の所が多い。こういう所でこっそり飼うのは止めた方がいい。見つかってトラブルになり、猫を飼えなくなったと保健所に持ち込むケースも多い。ただ賃貸住宅というのは需要と供給のバランスなので、借り手の少ない条件の良くない住宅はペット可など自然と条件も緩くなる。必死で探せばないわけではない。

 そんな中、先日の朝日新聞(2012.7.7)に載っていた「ネコは現代人を救う?」という記事に「ネコマンション」という面白い試みがあったので紹介する。文京区の「伝通院チェリーマンション」賃貸物件で、一部の部屋が猫仕様の作りとなっていて、もれなく「ネコ」がついてくるそうだ。保健所に収容された猫に飼い主を捜すNPOが、子猫に比べ飼い主の見つかりにくい一歳以上の猫を貸し出す。もちろん飼い主に相応しいか審査はあるが、審査に通れば好きな猫を選べる(二匹以上も可)。転居するときは、置いていってもいいし、連れて行ってもいい。今は満室だ。猫好きの大家さんのようだが「ゆくゆくは部屋ごとに区切られたマンションではなく、より多くの住人が互いにネコと接して暮らせる『ネコシェアハウス』を作りたい。」といっている。これなら独り者でも、高齢者でもネコと暮らせる。

 この記事を読んで、夢みたいな話だなと思うのと同時に「どこかで見たことあるぞ」という既視感がわいてきた。なかなか思い出せないので苦労したが、これは20代の頃、泊めてもらった「帯広畜産大」の寮だ。今は知らないが、30年以上前の学生の頃、旅行する時お金が無いので、よく国立大の寮に泊めてもらった。だいたい寮には部外者が泊まれる畳の部屋があって、開いていれば100円とか200円で泊めてもらえた。ちょうど、一緒に行った友人の高校の同級生がその寮に住んでいたこともあり、数日泊めてもらったのだ。

 円形の中庭のある大学の寮にしてはキレイな寮だった。最初に驚いたのは、雪の庭でウサギがピョンピョン跳ねていることだった。よく見ると寮内のそこかしこに犬や猫がいる。「さすが畜産大! 動物が多いですね。」というと「そうなんですよ。みんな拾ってきて、出るときおいてっちゃうから、増えちゃって。」と笑っていた。動物好きのユートピアのような共同生活だ。偶然の産物だろうが未来の楽しい「ネコシェアハウス」もあんな感じかなあと思う。

 今はネコと暮らせなくても、人んちの猫や猫カフェ、ネコ旅館、地域ネコなどネコとふれあう場所はある。ネコのいいところはつかず離れず側にいてくれるところだ。ネコはなつかないと言われるが、逆に飼い主でなくても、気に入れば寄ってくる。私も今は猫と暮らせているけれど、状況次第で暮らせなくなるかもしれない。ただ私の老後に猫は絶対居て欲しいなあと思う。


※前の記事は左の「相談員のコラム」で読めます。