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Home 相談員のコラム 相談員コラム…住宅購入を考える① マイホームは人生最大の投資

PostHeaderIcon 相談員コラム…住宅購入を考える① マイホームは人生最大の投資


 消費税の増税前に家を買うべきか迷って人が多いようなので、今回は住宅問題を取り上げる。最初に結論を言うと、買い急ぐ必要はない。住宅の価格は需要と供給でなりたっている。消費税の増税前に買おうという人が増えれば価格は上がる。増税後に買う人が激減すれば価格は下がる。以前の消費増税の経験から言って、消費税分くらいの変動は起こるだろう。従って、買おうと準備していて、適正価格の物件が見つかれば是非買うべきだが、税金がもったいないと買い急ぐ必要はない。それより、家を買うということをもっと純粋経済行為として考えてみよう。

 家を買おうと思う人のほとんどは賃貸物件に住んでいる。だから毎月家賃を払い、2年に1度は更新料を支払っている。従って、どうしても毎月の家賃支払いが家を買うあらゆる尺度となってしまう。10万円の家賃を払えるなら、毎月10万円の住宅ローンは返せるだろうという具合だ。

 当然、売る方も「どうせ家賃を払うんだったら、いずれ自分のものになるマイホームの方がお得ですよ。」というセールストークを使い、つい「ずっと家賃を払うのはもったいない。」と思わせる。

 でも、10万円の家賃と10万円の住宅ローンの返済は同じだろうか? 毎月、家計費から10万円支出されるのは同じだが、その抱えるリスクは大違いだ。例えば10万円払えなくなった場合、賃貸なら安い所に引っ越すか、実家に転がり込むなど、賃貸物件から出て行けばそれで終わり。しかし、住宅ローンの場合は家を手放すだけでなく、売却損が出れば借金を背負う事になる。

 また3.11の大震災のように天変地異が起こった場合、家を津波で流されても、住宅ローンは払い続けなければならない。何故なら住宅ローンは借金だからだ。病気や転職などの年収の低下や教育費、介護費用等いろんな人生の変動要因を抱えながら、30年もの長い間、元本と利子を含め合計数千万円にもなる借金は個人が抱えるにはあまりにも大きいリスクだ。

 しかし、これから家を建てようと考えている人たちは、この住宅ローンという借金リスクにあまりにも無自覚だ。マイホームはずっと住み続けると思うから、手放すことなど考えない。だから、家を買うとき、家賃程度のお金のめどが立てば、あとは間取りや環境、設備に目が移ってしまう。楽しいから無理もない。一生に一度の大きな買い物だからと、物件や設備も良い物を勧められればつい無理をしてしまいがちだ。「家賃10万円払えたんだから、11万円ぐらいどうにかなるでしょ。」という感じで、最初より高いもの選ぶ。家賃が尺度の金銭感覚は本当に危うい。

 ほとんどの人が利子も付かない預貯金に預け、運用なんてとんでも無いという保守的な金銭感覚を持っているくせに、マイホームで背負う住宅ローンだけは別という考え方が不思議だ。家は高額で住宅ローンが無ければ手に入れられないし、みんなもやってる。でも、経済的に考えれば、マイホームを買うというのは、多額の借金してリスクのある不動産資産に投資することだ。

 だから、家を買うのは止めた方が良いとは言わない。むしろこのリスクをキチンと自覚して、上手に家を買って欲しい。次回は投資商品としてのマイホームをインカムゲイン、キャピタルゲインという資産運用の側面から考えてみたい。

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