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Home 相談員のコラム 相談員コラム…お酒の話

PostHeaderIcon 相談員コラム…お酒の話


 あまりFPのお仕事と関係ないが、今回はお酒の話をしたい。何故かと言うと、春は何かとお酒を飲む機会が多い。そして飲酒による死亡事故が後を絶たないからだ。私は自他共に認める酒好きだ。お酒の良さも怖さも知っている。だから、自分の息子のような年の大学生たちがお酒で無駄に命を落とすのがもったいなくてならない。親の気持ちを考えると涙がでる。

 最初に言いたいのは、酒の怖さだ。一気飲みの急性アルコール中毒だけでなく、アルコール依存症、肝臓の病気、飲酒運転、泥酔の事故など酒によって命を落とす人は本当に多い。私の身近でも、お酒を飲んでお風呂に入り死亡したケース、飲酒運転のバイク事故でなくなった人、泥酔し吐く場所を求め川で溺れた友人、橋から落ちて大怪我をした人もいた。また、数年前には従兄弟がアルコール依存症で死んだ。ただ亡くなった人には気の毒だが、お酒がらみの死亡事故はあまり同情されないし、後味が悪く、残された者は困惑するのみだ。本当にあっけなくお酒で人は死ぬというのが私の実感としてある。

 お酒は人の心身共にタガを緩める。それが良さでもあり、奈落への入口でもある。自制すればいいのだが、自制心すらもタガが緩んでしまう。まずは酒に酔ってるときは普段の自分ではないと肝に銘じることだ。だから、運転だけでなく大事な約束事など絶対にしてはならない。そして危険を回避するには、平静時(しらふの時)に自分の飲み方を反省するしかない。私も未だに反省の日々である。以下お酒をのむ上で気を付けていること

①健康でおいしいお酒を飲む
 数年前から週に1度の休肝日を実行している。中年になり昔みたいに外で飲む機会も減り、大酒も飲まないが、体調が良くないときはお酒がまずい。お酒のおいしさは健康のバロメーターだ。夜しか飲まないので、休肝日を設けるとほぼ48時間飲まないことになる。休肝日開けのビールは確かにおいしい。休肝日は肝臓をいたわるのと「お酒なしでいられなくなる」依存症への予防だ。だって、これからの長い老後、おいしいお酒を楽しみたいから。

②人に絶対強要しない
 私が初めて飲み始めたのは大学生の頃だ。みんな貧乏で、お酒がいつも足りなかったせいもあるが、最初の飲み会で言われたのが「お酒の一滴、血の一滴」。つまり絶対にお酒は無駄にするなと言うこと。こぼす、ぶちまけるなんて許されないし、飲めない人に無理に飲ませるなんてもったいない事もしなかった。おかげで大学時代よく飲んだが、急性アルコール中毒になった人には一度もお目にかかったことはない。
 酒は飲む自由もあるが、飲まない自由もある。特に酒の新人や体質的に飲めない人に酒を強要するのは犯罪行為だ。一気飲みや罰ゲーム飲みのどこが楽しいのかまったく理解に苦しむ。人がイヤイヤ無理して飲む姿を見て楽しむなんてどれだけS集団なんだ! お酒は無理強いしたらただの凶器だ。アルコールハラスメントはお酒を強要する人間だけでなく、それを注意しなかったら同席し傍観した人間もみんな同罪だ。

③手酌で飲む
 自分の飲んだ量はがわからないというのは最悪の事態だ。だから、私は基本的に手酌だ。人と飲むときは、最初は注いでもらう事もあるが「手酌なので、気にしないでね。」とそれ以降は断わる。しかし、手酌を良しとしない相手も居る。親切心なのか、どんどんつぎ、せっせとお酒をつくる係になる人がかならず現われる。これが単なる親切心なのか、下心のあるサービスなのか、お店の回し者なのか、まめまめしくお替わりを作り、何故かどんどん濃いお酒になる。これで何度もひどい目にあった。だから自分の飲むお酒は人に管理してもらわない。

④酒を飲まない人とも場を共有する
 酒飲みはついつい酒飲みとしかつきあわないが、これはもったいない。私の知り合いにまったく飲めない人が居る。でも、酒席は好きなようでお酒を一滴も飲まないでニコニコと三次会まで付きう。お酒を飲めない人はつまらないかと思いきや、意外にタガが外れて本音モードになる酒飲みとの会話は面白いようだ。どうやらお酒を飲まなくても酔うらしい。人酔いか? だから、本人がイヤでなければお酒を飲まない人も(出来れば会費は安くして)ドンドン来てもらう。酒席というのは酒豪比べでなく、お酒を楽しむ場だ。楽しければお酒を飲む飲まないは関係無い。

⑤人に誘ってもらえる酒飲みになる
 お酒の場は基本的に楽しい場だ。でもタガが緩んで、マイナスの感情も吐露してしまう場でもある。仕事の怒り、職場の不満、自分を理解されない嘆き、意味の無い優越感、くだらない自慢、人の悪口、解決のない愚痴など素面ならとても言えないこともつい言ってしまう。私も本音で語り、つい言い過ぎて毒を吐くことがある。これは次の朝ドンと落ち込む。一般的に、すぐにけんか腰になる人や偉そうにする人は嫌われがちだ。酒飲みの一番の恐怖は「もうあいつとは飲みたくない」と言われることだ。だからいつでも「一緒に飲もうよ」と誘ってもらえるいい酒飲みでありたい。

 お酒は確かに怖い面もあるが、それでも心身を和らげ本音の言える自分へ誘ってくれる魅力もある。「酒なくて」が頭の川柳は沢山あるが、有名なのは「酒なくて何の己がさくらかな」という句だ。単純に読めば「桜見物には酒がほしい」と言う句だが、酒でタガをはずしてこそ自分が花開くという句にも詠める。酒の力を借りて自分を解放し、人と本音で語ることは決して悪いことではない。だからこそ飲み始めの若い人にはお酒と上手につきあって欲しいし、私も最後まで健康で良い酒飲みでありたい。

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