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Home 相談員のコラム 相談員コラム…「小さな家 ヒヤシンスハウス」に行ってきました。①

PostHeaderIcon 相談員コラム…「小さな家 ヒヤシンスハウス」に行ってきました。①


 前にこのコラムで“老後のすまい”というシリーズを書いた。それを見てこのHPに来てくださる方が実に多い。私自身も重要な関心事なので、加筆して読みやすい本(電子書籍)にまとめようと思っている。そんな会話のさなか「ヒヤシンスハウスに行ってみよう」と言われ、思い立って先日の日曜日に出かけた。(詳しくは「老後の住まい 小さいお家の居心地」を読んでいただきたい。)

 「ヒヤシンスハウス」というのは、戦前、詩人にして建築家だった立原道造が、別所沼(現在のさいたま市南区)のほとりに建てようと構想していた週末用の小さな別荘である。本人は50もの試案を練りながら建てることなく、肺結核のため1939年に24歳で亡くなった。そんな「ヒヤシンスハウス」が立原道造の関係者の手によって、2004年、残された図面を基に別所沼公園内に建てられた。私は写真でしか知らなかったが、広さは5坪程の簡素な家だ。家と言うより小屋と言ったほうがいいかもしれない。詩人としての立原のファンや、建築家の間では有名なようだが、世間的にはあまり知られてはいない家だ。

 私が知ったのは数十年前の雑誌の記事だった(まだ復元されていなくて図面や見取り図を見た)と思う。決して贅沢ではないが、家具や建具など細部に至るまで立原の美意識が息づいていて、その簡素さとたたずまいに惹かれた。

 FPになって“自立期の老後のすまい”の事を考えると、老後の住まいは小さな家が良いと思うようになった。もちろん小さな家にするのは経済的な理由が一番だが、だからといって家で過ごす事が多くなる老後にワンルームマンションは魅力的でない。そんなとき「ヒヤシンスハウス」を思い出したのだ。小さくても居心地のいい家のヒントがきっとある。HPの写真を見ていつか行きたいと思いつつ忘れていた。

 昼頃、別所沼公園に着く。駅側の街中に大きな沼があり公園として整備されている。沼で釣りをする人やまわりの回遊路をジョギングする人でいかにも日曜日の公園だ。ウロウロするとすぐに「ヒヤシンスハウス」は見つかった。写真を見ていたせいか、初めて感はなく「あった!あった!」と近づく。まわりは夏草に覆われ、木々も生い茂っている。そんな風景になじんでロッジや山小屋のようだ。最初は外から一周見て回り、いよいよ家の中に入る。

 中に入ると、小さいけど狭くはない。ホンの5坪なので隅から隅まで一巡すれは終わりだ。まず入口に入るとL字に大きな窓があり明るく外に開けている。壁にはくくり付けベンチがあり、幅の狭い長テーブルがある。手前に椅子を置けば5人ぐらいで談笑するには充分な広さだ。その奥に通路を兼ねて、机と椅子がある。これは執筆したり、本を読んだりするスペース、そして入口からわからない一番奥にベッドがある。

 次回は、ボランティアガイドの女性からいろいろ話が聞けたので、小さくても居心地がいい老後の住まいを実際の「ヒヤシンスハウス」から考えてみたい。

 

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