イラスト:鈴木ハルナ


オンリーワン同好会

相談員長野が運営委員として参加するオンリーワン同好会(ボードゲーム、ソリティア)です。 よかったらのぞいてください。

Amazon販売サイト

Amazonでボードゲーム“ソリティア”を販売しています。

YAHOO! ショッピング シグネット制作部

YAHOO! ショッピングでボードゲーム“ソリティア”を販売しています。

老後の住まい

画像をクリックするとアマゾンの紹介ページへ飛びます。

中高年のダイエット

画像をクリックするとアマゾンの紹介ページへ飛びます。


Home 相談員のコラム 相談員コラム…三足のわらじ④

PostHeaderIcon 相談員コラム…三足のわらじ④


 FP相談で50代以降の女性の働き方についての相談をされれば、もちろん正社員で働いているなら、多少無理をしても続けた方がいい、と言うだろう。実際、生涯賃金は定年まで働く方が絶対に有利だ。しかし、人にはそれぞれ事情がある。
 
私も紆余曲折あり今の働き方になった。時間は自由がきくようになったし、責任もなくなり気が楽になったが収入は大幅ダウンした。でも負け惜しみでなく、会社のためでなく自分のやりたいことを仕事にし、親の世話もでき、ボチボチ稼げて良かったと思っている。

 
一般的に、今は無職か体を壊すような0%か100%かの働き方しかなく選択肢は少ないが、組み合わせを工夫して、中高年になったら出力60~70%の無理しない働き方も悪くない。もちろん収入は減るが、出力下げてもやっていける家計をシミュレーションするのもFPの仕事だ。

 さて、興味はないかもしれないが、私の日常である。いろいろ仕事を抱えて忙しそうだと思われるかもしれないが、決してそんなことはない。もともと寝るのが大好き、お酒も休刊日以外は飲む。そんな私の一日をおおざっぱに紹介すると、

 
朝食は各自自分でするし、息子の弁当作りがなくなったので、朝は遅く起きる(ゴミ出しは申し訳ないがつれ合いにしてもらう)。簡単な朝食をとりながら、録画した連ドラを見て、新聞二紙を丁寧に読む。その後パソコンでメールチェックや返信、原稿書きや相談、資料作りなどFPの仕事をする。

 
そして昼になる。やはり週の半分は外の仕事をしているつれ合いや大学生の息子はいたりいなかったりするが、そのときいる人と自分の昼食を作って食べる。自分が好きなので麺類が多い。台所仕事ついでに夕飯の米をとぎセットし、料理の下ごしらえをしておく。

 その後、保育の仕事に出かける。2Kmほどの自転車通勤であるが、ほとんどが近くの大きな公園を横切るコースだ。桜の名所であるが、辛夷(こぶし)の大木が何本も満開になったり、シャガが群生していたり、ねじり花をいっぱい見つけたりうれしい発見がある。夏の蝉時雨、秋の紅葉、誰もいない雨の日もいい、雨上がりの人気のない公園にはどこにこんなにいたのかと思うほど鳥がいる。今まで季候の良いときの公園しか知らなかったが、毎日いろんな表情があり通勤は気分転換でもあり楽しい。保育園の仕事は前回ご紹介したが、たった4時間でも体力勝負の仕事で、動き回りヘトヘトになる。

 帰ったら、手洗いとうがいしてすぐに準備した夕食をチャッチャと作る。お行儀は良くないが、ビール飲みながらテレビ見たり、しゃべりながら夕食。食後は疲れているので、ついうたた寝する。その後ガバっと起きて、お風呂に入ったり洗濯物畳んだり雑用を片づける。仕事があればその後パソコンにむかい、なければ夜更けまで水割りを飲みながら、テレビ見たり、ネット見たり、電話したり、猫と遊んだり、本や雑誌を読んだりして自分の時間を過ごす。頭と体をバランス良くつかうので、ぐっすり眠れる。

 
保育の仕事のない日の午後は、通販の仕事や、外に出かけ人と会ったりする用事にあてている。週末は月二回の遠距離介護、家事、買い物、トラタヌのためのやきもの、トレーニングなどをする。ちなみに今の家事分担はご飯を作るのは私、片付けるのがつれ合い、掃除機はつれ合い、洗濯は私、猫や亀の世話などは気づいた人がやり、その他は適当だ。

 
どうですか? 実はこの生活、意外に仕事の効率がいいのではと思っている。一つはメインの仕事場が自宅なので電車通勤という無駄な移動時間がないし、空き時間にこまごま家事ができる。また基本自分だけの仕事なので、営業電話や「ちょっといいですか?」という雑務で仕事を中断されないし、会議や打ち合わせなど日常的に人と調整する必要がない。疲れれば休めるので、仕事をやるときは集中できるし、無理しないので体調がいい。何よりいやな仕事をしないのでストレスはほとんど感じない。

 
中高年になり親の介護をすると、実感として「年をとる」ということがわかるようになる。やれる事、やりたい事がだんだん減っていき、坂道を下るように年をとり、最後は車椅子とベッドの生活になる。

 
下り坂にさしかかったとはいえ、まだまだ気力も体力もあるこの時期、活動期の残された時間を思うと、不毛な人間関係に貴重な時間を割いたり、会社に人生を捧げている場合じゃないとあせる。老後は長いけど、のぞむ老後は準備しないとやってこないし、良くも悪くも今の生活の延長上にしか自分の老後はない。というので3足のわらじで頭と足腰を鍛えつつ、老後にそなえようと思っている。

 
最後に別に人に勧める訳ではないが、私の3足のわらじのいいところを思いつくままに書くと

・一つ一つの稼ぎは少なくてもまとまれば何とかなる

・座り仕事と体を使う仕事という風に働き方が違うので、頭も体もいろんなところを使う

・切り口が違うので、人間関係が広がる

・基本的に人に喜んでいただける仕事なので、精神的に充足感がある

・もし、一つだめでも他がある安心感がある

・自営業に定年はないので、FPや通販の仕事は老後もずっと働ける

・時間のやりくりができる

・家事や介護と両立できる

・自分の老後への助走となる

以上、なにか参考になればいいけど…。

※前の記事は左の「相談員のコラム」で読めます。