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Home 相談員のコラム 相談員コラム…自転車保険は進化している

PostHeaderIcon 相談員コラム…自転車保険は進化している


 以前このコラムで「自転車事故の保険」というタイトルで自転車保険を取り上げた事がある(2010年6月19日)。それからだいぶ事情が変わってきたので紹介したい。4月から自転車通学、通勤という方も多いだろうから、関心のある方も多いだろう。

 基本的に自動車には強制の自賠責保険があるし、ほとんどのドライバーは任意保険にも加入している。しかし、自転車の場合は強制加入の保険はないし「乗るなら保険に入らなくっちゃ」という意識も薄い。無保険の自転車が堂々と街を走り回っている状況に今もかわりはない。ただし、前回取り上げた時と決定的に変わったのは、昨年(2013年)の道交法の改正で、基本的に自転車は道路の左側を走行する「軽車両」と明確に位置づけされたことだ。

 自動車を運転する人なら誰でも知っているが、歩行者が飛び出して車にはねられても「前方不注意」で車の責任が問われる。道交法の改正によって自転車が軽車両と明確に位置づけされたことで、自転車と歩行者の事故の場合でも圧倒的に自転車の責任が問われるようになった。特に歩道は歩行者のもので、自転車の走行は例外的にしか認められなくなった。この状況で歩道走行中、人をはねたりしたら、100%の過失責任だ。

 
それに当たり前だが、自動車の場合は免許が必要で18歳にならないと取得できないので運転するのは18歳以上だが、自転車は練習すれば幼稚園児だって公道を走れる。たとえ子供でも被害者を出すような事故を起こしたら、事故の責任は免れない。もちろん本人に支払い能力がないので、その子の親が責任を負わなくてはならないのだ。

 実際2000年以降、裁判では死亡や障害が残る重大な自転車事故に数千万円の高額な賠償を命じる判決が出ていたが、昨年、小学生が散歩中の女性と接触し、寝たきりの状態にしてしまった事故では、神戸地裁が子供の親に約9500万円の支払いを命じた。この判決は自転車事故賠償に衝撃の判決だった。

 被害者がいる以上、未成年でも過失は免れないということだ。ただし、無保険だった場合、親がこの金額を支払えるかは別問題だ。小学生の親といったら30~40歳代だろう。よほどの資産家でもない限り、家があってもローンが残っているし、金融資産だって数百万円だろう。残りは一生かかって給料から支払うしかない。被害者からしたら裁判で勝っても、最初に受け取るのは1000万円程度で、残りは数十年かけて少しずつ、もしかしたら全額受け取れないかもしれない。自転車事故は加害者も被害者も一生を台無しにしてしまう。

 だから、自転車にも自動車並に保険が必要だ。前のコラムのときは、自転車のための保険として、自分のためには「傷害保険・交通傷害保険」、他人の生命、財産を壊したときは「個人賠償責任保険」、そのほかに「TSマーク付帯保険」を紹介した。基本はそれで変わらないが、最近、次々に「自転車保険」が出てきたので二つご紹介する。

 一つは三井住友海上火災保険の「自転車向け保険」で保険料は年額4160円~(個人型、夫婦型、家族型がある)。賠償責任保証1億円(示談交渉付き)、入院保障は日額6000円。セブンイレブンの店頭で加入手続きできるので便利だ。

 もう一つはau損保の「あ・う・て じてんしゃバイクル」で保険料は年額4290円、賠償責任保障は5000万円(保険料6910円以上なら賠償額は一億円)で入院保障は4000円だ。

 前回も言ったが「傷害保険・交通傷害保険」「個人賠償責任保険」「TSマーク付帯保険
それに今回紹介した「自転車保険」も生命保険や医療保険などほかの保険に比べ、保険料はすごく安い。いつもは独立系FPとして家計全般を考え、あまり保険類はお勧めしないのだが「自転車の保険」だけは子供から高齢者まで自転車のりは絶対入るべきだと思う。万が一に備えるのが保険だとしたら「自転車の保険」は保険の王道だ。


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