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Home 相談員のコラム 相談員コラム…老後は都会で③ 生活インフラの豊富さ

PostHeaderIcon 相談員コラム…老後は都会で③ 生活インフラの豊富さ


 「インフラ」って三省堂の辞書で引
くと「インフラはインフラストラクチャー(infrastructure)の略で、もともとは『下部構造』という意味です。これが転じて『産業や生活の基盤として整備される施設』をさすようになりました。狭い意味では、道路・鉄道・上下水道・送電網・港湾・ダム・通信施設など『産業の基盤となる施設』をさしますが、広い意味では学校・病院・公園・福祉施設など『生活の基盤となる施設』もさします。このいずれの場合も『社会で共有する性格』を持っている点が特徴です。」とある。

 言い換えると「社会資本」ともいう。生活の豊かさを考えるとき、個人のお金や資産に目が行きがちだが、実は社会で共有する社会資本が豊かならそれを上回る豊かさが得られる。東京はインフラとくに生活関連インフラの蓄積が半端ではなく、質量ともに充実している。住んでいると意外に知らないことも多いし、当たり前になっていて有り難いとも思わなくなるが、改めて眺めると、世界中のどこと比べても、いつの時代と比べても東京の社会インフラは「すばらしい」の一語だ。老後を都会で暮らすメリットの一番はこの豊富な社会生活インフラを我が物にできることだ。


   例えば、交通機関が豊富なら、自分で自動車を持たなくてもいつでもどこにでもいける。また個人で庭を持つとなると取得、維持、管理が大変であるが、公園ならいつでも自然が楽しめるし、季節の花を愛でることもできる。本好きなら蔵書には限りがあるが、図書館には読み切れない本がある。しかも、公園も図書館も基本的にタダで誰にでも開かれていて利用できる。以下、東京の社会インフラの一部を数字でご紹介する。


東京の鉄道の駅の数(JR、地下鉄、私鉄など) 631 (23区内46723区外164

●東京の図書館数 東京都公立図書館 
3862011年 東京都調査)徒歩13分以内に一つある。

●東京の美術館、博物館数(動植物園、水族館含む) 
107 (文科省調べ 2008年)

東京の映画館数 
111

●東京の公園 都市公園(国営
 都立81 区市町村立77945721 ha
             都市公園以外(児童公園など) 
3438  1921 ha

●東京の医療施設数 病院(20
床以上)
641
                   一般診療所 12711
                   歯科 10620       (東京都調べ 平成24年)

 人口が多いから数も多いのだろうといわれそうだが、公園を例にとれば100K㎡あたり全国平均98カ所なのに東京は520カ所とやはり圧倒的に多い。しかも、公園といっても上野公園や小金井公園のような大きな公園から徒歩圏内ならどこにでもある児童公園までバラエティに富んでいる。

 都会の便利さというと漠然として、大きなデパートなんかをイメージしがちだが、本当の便利さはもっと身近な所にある気がする。鉄道駅のほとんどは、ターミナル駅や急行の止まる駅を除けば、そんなに大きくない駅ばかりだ。とくに私鉄の各駅停車駅は本当に小さい。そんな駅でも駅前に必ず商店街があり、コンビニやスーパー、銀行郵便局、診療所、図書館、役所の支所があり、歩けば小さな公園にたどり着く。この徒歩圏にある社会生活インフラこそが都会の便利さだ。しかも駅に着けばそこから30分も電車に乗れば都内だったらどこにでも行ける。思い立てば美術館にも映画館にも行ける。そんな駅が631もあるのだ。

 駅そばに小さな住まいを構えれば、かかりつけの医者、行きつけのモーニングを出す喫茶店、気軽に行ける図書館、借りた本を緑の中でゆっくり広げられる公園、活気ある商店街や便利な外食、スーパーも最近は重い物は宅配してくれる親切さだ。杖をついたり、買い物カートにつかまったりする年になっても、自分の足で気の向くまま歩いて享受できる自由はいい。それが都会の豊かさだ。
 次回は都会の人の多さを取り上げたい。

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