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Home 相談員のコラム 相談員コラム …景気回復への道①

PostHeaderIcon 相談員コラム …景気回復への道①

 デフレというのは物価が下がること。
値下げ競争が激化すると、企業やお店の売り上げが下がり、給料が減ったり、雇用が悪化する。
これが続くと人々がお金を使わなくなり、もっと景気が悪くなる。
一昔前は日銀が金利を上げ下げするだけで、景気を刺激できた。政策金利を下げれば、
お金を借りたい人は利子負担が少なくなるので、どんどんお金を借りて物を生産し、
そこで働く人は給料が上がり消費が増え、好景気となる。
景気が過熱しインフレ(物価の上昇)となれば、金利を上げてお金を借りにくくして沈静化した。
でも、それが今は通用しない。どんなに金利を下げても、お金の借り手がいないのだ。
住宅ローンがどんなに金利が低くても、将来が不安なら家を建てようという気にならないのと同じた。
そこで日銀は今では通貨の供給量を調整している。

最近「日銀がもっと紙幣を刷れば景気が回復する」「もっと国債を発行したら景気が良くなる」
という意見をきくが、かなり疑問だ。借り手がいないお金は日銀の金庫に収まるか、
海外の機関投資家やヘッジファンドのキャリートレード※に使われるのが関の山で、
市中にお金はまわらず、景気回復しないだろう。国債をもっと増やせば、国の借金はもっと増える。
借金はいつか返さなくてはならない。もちろん戦後すぐの時のようなハイパーインフレが来れば
こんな借金はチャラになる。でも、誰もそんな混乱は望まないだろう。

 景気回復は結局「お金を使う」ことにつきる。
ただ、環境問題を考えると、物の大量生産、大量消費は限界だ。
大量消費は大量廃棄を前提にしないと成り立たないが、人間の気持ちはついて行かないので、
なかなか物が捨てられずに家がどんどん狭くなる。実際に家の中を見ても、
置く場所を考えると大きい買い物はもうこれ以上できない。
日本のように買い換え需要しか望めない社会では、家や自動車や家電など耐久消費材に、
エコだの省エネだと言い訳しつつ国がポイントをつけても一巡すればお終いとなる。
第一、いい物を長く使うのが本当のエコなのだ。

 そこで、何にお金を使うか。それは物を捨てる事を前提としない「消え物」と「直し」である。
次回はまず「消える消費」について考えたい。


※キャリートレードとは、金利の低い通貨で資金調達し、金利の高い通貨で運用して
 利ざやを稼ぐ手法。





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