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Home 相談員のコラム 相談員コラム …景気回復への道②

PostHeaderIcon 相談員コラム …景気回復への道②

 前回は、景気回復は「お金を使う」ことであり、大量生産大量消費でなく「消え物」や「直すこと」
に使おうという話だった。今回は「消え物」について考えてみたい。
「消え物」とは、後に残らない物である。
 まず思い浮かぶのは食べ物である。衣食住の中で一番大事なもので、生きていく上で活力となる。
食べれば無くなり(食べ残し問題はあるが)、しかも人が生きている限りずっと続く。
また第一次産業だけでなく、その加工業、それらを提供する卸しや小売業、外食産業まで含めると
かなり広範囲で関わる人も多い。
 本日の朝日新聞によれば、首都圏の子供を持つ家庭の食費は1ヶ月平均で62,260円だそうだ。
前回(2003年)の調査に比べ6,580円減っている。
被服費など他の家計費に比べ思ったより減っていないというのが実感だ。
食材の値下がりから考えると不思議だが、たぶんその中身がガラッと変わっているのだろう。
残業が減ったり家での食事が増えたり、弁当持参が多くなったという。
内訳では外食や嗜好品が減り、主食が増えているのではないだろうか。
主食が増えるというのは自宅でご飯を作っているということだ。
食べたい欲求は人間の根源的なもので、ちょっとやそっとの不況であきらめきれない。
こんな工夫で乗り切る人に「適正価格で安心、安全なおいしいもの」を提供できれば、
食べ物に関する見通しは明るい。
 消え物の第二はサービス業。広義には製造業以外のすべての産業が含まれる。
医療、介護、教育、通信情報、運輸、観光、金融、エンターテイメントなど形のない財の提供である。
個人の家計では医療費、情報関係費、理美容費やクリーニング代、余暇費など、
安心で快適な生活や楽しみに使う費用だ。
最近の求人広告でも、介護ヘルパー、看護士、保育士、外食関係、清掃などが目につく。
最も人の手を必要とする分野だ。製造業と決定的に違うのは、作り置きがきかないということ。
その場、その時に必要とされる。グローバル化で工場は海外に出ていくが、
この分野はここに人の営みがある限りずっと続くだろう。
今後、日本の雇用を支える最も太い柱になると思う。
 今までは物として残らないものへお金を使う事に少なからず抵抗感があった。
しかし、昔のような物を持つ(私有する)高揚感や満足感はしだいに薄れ、
今や不要な物を持つことにうっすら罪悪感すらある。
狭い空間を占拠するし、捨てるときの言いしれぬ申し訳なさ感を考えるとちょっと憂鬱だ。
しかし、消え物はいい。人の心身で消化し、日々の活力となり、あとに無駄なゴミを出さない。
しかも人間が生活する限り継続的に続くのだ。
景気回復は内需から、
しっかり食べて、快適で楽しい時間を過ごすことにもっとお金を使おう。

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