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Home 相談員のコラム 相談員コラム …景気回復への道③

PostHeaderIcon 相談員コラム …景気回復への道③

 前回に続き今回は「直すこと」について考えたい。
不要な物はゴミになるが、必要な物は直して使えばゴミにならない。

大きな物で言えばインフラ(公共財)。橋や道路や上下水道、箱物などである。

今や公共事業といえば悪玉の親分だが、1956年生まれの私は、
一本の道路が出来たことで人々の暮らしが劇的に変わったのを目の当たりにしている。
必要とされる公共財が人の幸福とストレートに結びついた幸せな時代だった。
問題は整備が一巡しても産業や利権を守るために無駄な公共財を次々作った事だ。
今や利用目的の少ないものに税金をかける余裕はもう無いというのが多くの人のコンセンサスだ。
しかし、その産業が無くなりそれに雇用されていた人が大量失業するかと言えばそうでも無い。

高度成長期から40年から50年経ち、コンクリートが劣化し、本当に必要な公共財はもうボロボロだ。
水道管の破裂や道路の陥没、首都高の渋滞時の尋常でない揺れ具合を体感すると、
大惨事が起こらないか心配なほど、暮らしを支える公共財の損傷は著しい。
新規の工事はひとまず中断しても、こうした公共財の修繕や作り直しの公共事業は
手間もお金もかけてやらざるを得ない緊急課題だ。

 次に中ぐらいの物と言えば住宅である。
20年や30年で作っては壊す家造りは膨大なゴミ(建築廃棄物)を出し、
処分場が満杯状態で不法投棄が横行している。長持ちする躯体のがっちりした住宅を、
直しながら使おうというのが今後の流れとなるだろう。
個人の家計でも新築にこだわらず中古物件を買ってリフォーム(直し)すれば、
新築より2割から3割安くなり、物にもよるが1000万円から2000万円ほど住宅ローンが軽くなる。
この金額は老後になってボディブローのように効いてくる。

 また小さい物でいえば衣類がある。
先日の日経新聞に衣類のリユース業の年間売上が2000~3000億円という記事があった。
新品の市場が4兆円なので確かに少ないが、手間を考えると意外に多いと思った。
衣類は身につけるため他のものより愛着があるのか中古に出したり直したり、いつまでも着るようだ。

このように大から小まで身の回りのさまざまな物を直すことは、循環するかぎりゴミにならず、
需要か枯渇することがない。いい物を直して使うことが本当のエコ。
もっと消え物や直しにどんどんお金を使って、景気回復だ。


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